2008-01-01から1年間の記事一覧

国語辞典なんて中学入学時に学校で買わされた『岩波国語辞典』以来、あまり手にすることもなかったのだが、今日ふと興味が生じたので近くの本屋へ買いに行ってきた。あれこれ立ち読みしながら選んだのは、語釈がユニークと定評の『新明解国語辞典』。帰って…

秋の旅行に向けて自分なりに揃えた基本図書の中から、『遠い太鼓』を手に取った読んでいたら、いま取り組んでいるギリシャ語の教科書が、春樹様が旅行前に使っていたのと同じものであることがわかった。英語やフランス語などとちがって数があるものでもない…

今勉強中の現代ギリシャ語。仕事と家事で疲れた妻にテストしてとせがむ夫。見てるだけでいいからと教科書を渡し強要。妻はエラ呼吸。。。

昨日は友達と平日のお気楽な散歩に出かけた。江ノ電の長谷で降りて、長谷寺を訪れた後(去年訪れた奈良の長谷寺に比べると、伽藍の規模と美しさ、境内から望む周囲の眺めで及ばない気がしたが、弁天窟と呼ばれる天井の低い洞窟は地下水と湿気が内壁と仏像の凡…

友人が自作のトマトを送ってくれたよ。めっちゃ嬉しい!

さっき日曜の恒例で『ガキ』見てたんだけど今回のは凄かったね。途中こんなものが現在電波に乗っていることが信じられなくて、何かの間違いじゃないのかって気分に何度も陥ったよ。「そんなつもりじゃなかったから、逆にこういう風に綺麗になってしまう」っ…

6月17日の毎日新聞のこの記事を読むまで、僕は自動車工場で働く工員たちの仕事について具体的に何も知らなかった。「塗装の汚れを肉眼で調べる工程」、「わずかなほこりの付着も許されない。10分間のトイレ休憩と45分間の食事を除き8時間立ち詰めで、数…

今日は大型自動二輪教習の卒業検定。集合時間の30分程前に教習所に入り、コースの下見をするために外へ出ると、早朝にもかかわらず車庫から出された教習用自動車が至る所に停められていて、指導員たちが洗車や整備を行っている。所内の草刈りをしている人も…

妻が実家に帰省(三日分の食べ物を用意してくれた…)。昼から銀行に行って税金を払い、床屋によって、帰ってからは洗濯、洗い物。夜になってビールを飲みながらいつもと左右の手を変えてピアノ(『時代』、『ぼくらが旅に出る理由』)を弾いていたらアルコールも…

友人の作っている農作物のうち何種類かは、早くもそのクオリティーの高さが認められて、このところ流行している有機野菜の宅配サービスのうちの一つを販路として売り出されている。この宅配サービス、友人によるとその創成期には、利益率の上がりにくい有機…

先週は、三重県で農業を始めた友達の家へ泊めて貰いに行ってきた。一年前は草しか生えていなかった高台の土地は、ほうれん草、小松菜、レタス、かぼちゃ、じゃが芋、とうもろこし、にんにく、玉葱を産する一人前の畑に変わっていた。一角には、水やりのため…

という訳で先週は空き時間が結構あったので大学生の頃読んで以来の『愛と幻想のファシズム』を携行した。政治的経済的な設定については昔よりわかったような気になったり、村上龍が狩猟家やローレンツ等の影響で主人公に標榜させるに至った社会ダーウィニズ…

ここに書いてきた日記の体裁に合わない出来事が続いていて(というのは言い訳で、自分が出来事の意味を消化できていないだけ)、更新からは遠ざかっているがあれこれと忙しい。その間に体調も崩してしまって、おばあちゃんの法事と友人家の訪問を逃してしまっ…

妹の結婚式に外国からはるばる友達が見えるそうで、昨日妹から「二次会で孤立しないように積極的に話しかけてね」と爽やかに頼まれて以来変な汗が止まらないのだが。今日スカパー!でやっていたダラスvsニューオーリンズの試合も、実戦的な見地からリスニン…

上の番組で、歩道を清掃する岩井さんに歩行者が労いの声をかけるシーンがある。 「通る人とか声掛けてくれて、ごくろうさま、とか何かそういう暖かい声があるからね、ああ、やっぱこういう方がいいな、と。雑誌(をゴミ箱から漁って売っていた)のときはなんか…

NHKスペシャル「ワーキングプアⅢ 〜解決への道〜」 低廉労働力によって利益を上げる自社やスポンサーの経営姿勢を憚って、民放では事実上タブーとされているワーキングプア問題をNHKが取材した作品(NHKの経営がこの問題の助長にどの程度まで寄与しているのか…

人類の歴史というと、僕らは普通、自分たちの思い描く祖先が「人間らしく」暮らし始めて以降の期間を想像する。日本人なら、木に生るどんぐりを食べていた森から平野に下りて、目に見える社会を築き始めて以降の約二千年を、あるいはメソポタミア文明との連…

そうだ、『時代』聴こうっと。オレの演奏に生かすために。

こんな夢を見た。薄暗い地下のバーで高校の同窓会が開かれている。皆が一堂に会するのは卒業して以来初めてなので、名前が一致しない顔もちらほらといる。それは周りも同じらしくお互いの距離を探り合うような当惑した空気が流れている。そこで景気づけにと…

先週はみなとみらいのヘンな形をしたホテルへ。二人の勤務形態上、週の中ほどの一番料金の安い日が自由に使えるのはありがたい。といっても奥さんのほうは三月末に一応これまでの仕事のけりがつくので、四月以降は二人の遊びの形も多少変わってくるかもしれ…

さっきアネモネSを見ようとしてテレビをつけたら、俳優萩原流行と思われる人物が競馬番組の司会をやっていた。ただその出で立ちは、長髪にネックレス、それに目にも鮮やかな黄色のTシャツ姿。しかもピッチピチのTシャツの下からのぞく体はアスリートばりに引…

先週はみなとみらいのヘンな形をしたホテルへ。二人の勤務形態上、週の中ほどの一番料金の安い日が自由に使えるのはありがたい。といっても奥さんのほうは三月末に一応これまでの仕事のけりがつくので、四月以降は二人の遊びの形も多少変わってくるかもしれ…

社会科学がもたらす知見のもつ著しい特徴の一つに、その言明の逆説性がある。そしてこの逆説は多くの場合、アクションとリアクションの間のタイムラグによって引き起こされる。例として逸脱者に対するラべリングの理論を考えてみる。ある人間が犯罪行為を犯…

こうやって見ていくとつくづく考えさせられるよね、人類皆兄弟だなって。 【人物編】 小島よしお アホの坂田 有吉弘行(猿岩石) 谷村新司 為末大 ダルビッシュ有 ウィル・スミス エミネム ジャン・レノ チャップリン 1 2 3 セミ(『星の王子 ニューヨークへ行…

夕ご飯を食べながらチャンネルを変えていたら、芸能ニュースみたいなコーナーで鳥居みゆきが出ていて、そういえばこの人この前のR-1ぐらんぷりで見たよな、と思い出だし、別に面白くなかったけど一応どんなんだっけな、と奥さんに聞いてみたら、「あーあれね…

夜明けにたどり着いた地球の裏側の峠道。曲は Runaway / Linkin Park

妻と横浜へ。出がけに本棚から小部であるという理由だけで『数学小景』を手にとってカバンに入れ、電車で読み始めたら意外に難渋して辟易した。ケーニヒスベルグの橋の応用問題なのだが、著者にとっては自明な論理展開が自明すぎるがゆえに簡潔に、自分にと…

ちょっと前にNHK-BShiでやっていた『小山田圭吾の中目黒テレビ〜コーネリアス・ワールド・ツアー 2006-2008』 この番組、小山田圭吾=Corneliusのワールド・ツアー(オーストラリア、日本、アメリカ、ヨーロッパ)に2年にわたって同行・密着して、ライブの様子…

ウシ・テレクとは≪三本のポプラ≫という意味だ。十キロ、いやもっと先の原野からでも見える三本のポプラの古木のために、この名前がつけられた。三本のポプラは、ぴったり並んで立っている。ポプラらしくまっすぐにすらりと伸びていないで、すこし曲った感じ…

ボブ・ディランといえば最近新たな曲との出会いがあった。日本では未公開ながら、トッド・ヘインズという人が作った"I'm not there"というボブ・ディランの伝記映画がアメリカで封切られてすでにいくつかの賞を受けたりしているらしいのだが、その映画のタイ…