2013-04-01から1ヶ月間の記事一覧

昨日は実家で、節句と幼稚園入園のお祝い。登園用のリュックにつける電車のストラップを貰った。粉の粘りのない野菜炒めのようなお好み焼きと、美味しい寒天。 今日は東京から友達夫婦が新居に遊びに来てくれた。三國連太郎氏に因んで、息子の佐藤浩市氏(二…

聖書は言う、「喜ぶ者と共に喜び、泣く者と共に泣きなさい」と。でも僕は、泣く者に笑いかけ、喜ぶ者の陰で泣く人でありたい。母が子にするように。電車から見た西空。

コーヒーでも飲もうと部屋を出て、ふと和室の方を見ると、妻と息子がいて微妙な空気になっている。息子が妻にじゃれつくのだが、どうにも動作が荒いので妻が嫌がって、それでますます息子の引っ込みがつかなくなって暴力的になるという、どっちの気持ちも分…

昨日までの半日保育が終わって、今日からお弁当持参の全日保育がスタート。 弁当箱は、入園に合わせて妻の妹さんがプレゼントしてくれたチャギントン柄のもので、これにプチトマトとつくね、アンパンマン・バイキンマン・ドキンちゃんのセロファンで包んだお…

子が不可逆の成長を遂げる日々は不意に訪れた。初めて寝返りを打ったときよりも、立ち上がって最初の数歩を踏み出したときよりも、親として複雑で深い感慨に襲われる日が来るとは思っていなかった。 登園前日の夜は、母ちゃんの腕の中で「ようちえん、行かな…

心に残る式であったが、明日からの登園を前に親も子どもも感情の大洪水。自分の感情の渦は完璧に堰き止めて、彼が少しでも気持ちよく飛び立てるための外生変数を出力する計算機に徹している妻は本当に良くやってくれている。そして、健気に心を整えて、母子…

入園式を明日に控えて妻と軽く祝杯を上げた。この家に生まれた命を三年間誰よりも深く読み続けてきたのが妻だった。息子が幼稚園に通えるまでに逞しく育ってきたとすれば、彼と一日も欠かさず向かい合ってきた妻も同じだけ成長してくれたのだと思う。彼女に…

一週間があっという間に過ぎてしまった。ずっと好天に恵まれず、ベランダから眺める西方の雲は富士山を隠したままだったが、この間、普段関東圏にいると逆に訪れる機会のないさまざまな場所に連れていかせてもらった。東大では、昔は一度も寄ることなかった…