開会式は朝8時頃に家を出たので見られなかった。東海道新幹線小田原城熱海城掛川城名古屋城、清州城、彦根城、姫路城、岡山城などの横を淡々とチェックポイントのように通過していくあいだ、スマホのスコアボードも彦根東-波佐見、済美-東筑と進んでいく。
新山口駅500系の車両に乗るために、わざわざこの駅で降りて40分このホームで待った。北側に山の迫る静かな町。ホームの壁に、この町出身の卓球選手の大きなポスターが貼ってある。何もすることないので、ひたすら暑いだのまだ電車は来ないのかだの呟きながら、何も起こらない町を眺めたり、野球選手のフォームの物まねをしたりして過ごしたこの時間が最高だった。
小倉の町で夕食を済ませホテルに戻り1000kmの移動が完了。テレビでは津田学園-藤枝明誠の延長戦をやっていて、そのあとは九州なのにDeNA-ヤクルトが見れた。この日のメモ書きの最後に「移動頑張ったね。ありがとう」と書いてある。