一日の長さ

11日ぶりの会社。会社に着くなり信じられない眠気が襲ってきて午前中から昼寝。飯を食ってから気をとり直して仕事にとりかかるが、またも逆らいがたい睡魔に襲われる。前日は結構寝たはずなので原因は多分そうことではない。心も体も、全身全霊で仕事を拒んでいる感じなのだ。
いつだったか休み明けの月曜日に自殺者が多い、という記事で、心理学の専門家が、月曜は出社できただけで良しと考えたほうがいい、みたいなことを言っていたが、自分も今日はそのつもりで、欲張らないで休み前の仕事を思い出すだけでいいやと言い聞かせて8時すぎまで働いた。
帰ってマンションの入り口をくぐる時の気分は、GW前の平日のそれとなんら変わりなかった。明日働けばあと3日で土日だ、などと、早くもあのせこい日計算をしている自分がいる。たった一日を過ごすだけでこうも心身の状態が変わるものだろうか。この感覚は家庭教師をしている頃から、何度か味わってきたものだが…。日々の長さはこういう物差しで公平に計ってあげたいものだ。