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昨夜半に一人帰宅。帰路は往路に増して熱暑と悪臭の難行であった。
よく寝て快復したものの、今日はゆっくり映画でも見て過ごす。こんな一人のときは家族で見られない戦争モノから片づける。親のいなくなった邸宅で缶詰を貪っていた『太陽の帝国』の少年を、幕間に冷蔵庫にある食べ物を漁っている自分みたいだと思いながら。
『ヒトラー 〜最期の12日間〜』、『硫黄島からの手紙』。
ドイツ軍と連合国軍との戦車戦を描いた『バルジ大作戦』を見ているときに妻からメールが届いた。
「こちらは今から『プール大作戦』！！」
オリンピックにインスパイアされた息子の張切りぶりが目に浮かぶ。