昨日は幼稚園で「パパの会」があった。休日に、園児とパパだけが登園して、家具を作ったり畑仕事をしたりしたあとに、バーベキューをして子どもたちにふるまって、あとは酒を飲んで普段顔を合わせない父親たちの親交を深めるという会で、この地区ではまだそういう催しをやっている園は少ないのだそうだ。去年も参加したのだけど、あのときもっと話せばよかったという反省があったので、今回はあちこちの輪に入って積極的に頑張った。男の先生の注いでくれる酒をあおって、ちょっと照れるようなお世辞(本心の)を言ってみたり。
今日、妻が息子を迎えに幼稚園へ行くと、今度は少し色めき立ったお母さん達の輪ができていたそうだ。
「うちに帰ってきたら、すぐに布団引っぱり出して寝入っちゃって」
「こっちも、酔っぱらいすぎて、何言ってるのか分からなかった〜」
「ごめんね、なんか騙してタケノコの不味いところ食べさせちゃったみたいで…」
そう、今日は留守番をしながらヤキモキしていた彼女たちのフォローの日。そんな裏話を聞いていたら、昨日のオジサンたちの笑顔が眩しく蘇ってきてしまった。