妻と息子が和歌山へ行ってから、家の近くの桜が一気に満開に近づいた。April is the cruellest monthではないが(やめよう、気分だけでこういう詩句を弄んでいたら罰が当たって本当に捉まっちゃうかも)、春の生命力に感電して、脳の奥のおかしなものまで呼び起さないように、なるべく仕事と勉強に専念する。決定問題の基本的なアルゴリズムを総復習できたのは収穫だった。ただし、今の仕事に生かせそうな手法はないかという観点では面白い手法は見つからず。おそらく自分の(狭い)目的の餌になりそうな知識は、二十代の探究心が食い尽くしてしまったから、これからは蓄積した知識に応じた仕事の可能性を新しく考えていくという段かもしれない。
実家に晩御飯を食べに行くと、妹と母親が猫なで声で甥をあやしている。妻に送ったメールに、妻からこんなメッセージが返ってきた。「こっちもママがK(甥のこと)に『そんなに慌ててどないするんよ。じっくり腰落ち着けてやるんよ。慌てる乞食は貰いが少ないって言うんやで。』って言ってます(^^;。この民度もどうなんって思うで(^^)」。