先日、ある人が僕にしてくれた話。
私には二人娘がいるんですが、私、子どもが苦手でね。何を話しかけたらいいかも分からないし、何考えてるかも分からないでしょ。虫みたいなもんだと思ってたんです。それでどうせ虫みたいなもんだったら、犬や猫のほうがよっぽどいいじゃないかって。そしたら、しばらくして大きくなって、言葉を話しだして、それで「パパ、嫌い」なんて言うんですよ。その時に私「こんなに可愛いものか」と思いましてね。こんなに可愛いんだったら、もっと早く作っとけば良かったって、その時からずっと思ってるんです。
この話の持つ救いが、一人でも多くの人に伝わると嬉しいのだけど。