大脳辺縁系側坐核の報酬システムに信号を送る一環で、録り溜めた『コマ大数学科』を一気に見ている。これまで200問近くの問題を断続的に解いて、出演者の解答と自分の解答を比べることをしてきた結果、木村美紀菊川怜、「こいつらに解けてオレに解けない数学の問題などこの世に存在しない!」と家族の前で大見得を切るに至ったのだが。。。
先日、とある問題(リンク先の一問目)で木村さんに対してはその記録が潰えてしまった。
気落ちする僕を見るに見かねた妻がマジフォローしてくるのがさらにショックで泣きそうになりながらも、気を取り直して二問目から反撃開始。この問題、結論から言うと、AB=CDの長さをmとしたとき、mは
2m^2+(1+3^(1/2)+6^(1/2)m-(6+3*2^(1/2))=0 -(1)
の解、つまり2重根号を含む数となり、計算が非常に煩雑になりそうなのであるが、面積の計算では、式の中に(1)式がそのまま現れるのでmは相殺され、1重根号のシンプルな値として求まるのである。
antiheroの不毛な戦いの中で会心だったのは、鉛筆を使わず頭の中で秒殺ならずとも分殺したこの問題と、この問題木村美紀菊川怜はもちろん不正解。
いや、「こいつにだけは絶対負けない!」というこういう何糞根性って表に出しちゃうと本当にレベルの低い、しょうもない動機に思えるけど、日々の精進の糧として、秘かに心に抱く分には案外侮れないと思う。立派なことを考えてるようでいて、脳って大脳新皮質以外は基本バカだから。