この頃急速に発話が達者になってきた息子が、ご機嫌に口ずさんでいる歌の歌詞がツボ。
「勇気だ愛だと騒ぎ立てずに その気になればいい〜♪」なんて絶対に意味分かってないだろうけど、それでも本人は何かしらの気持ちを込めているのか、テンポもよく巧みに歌っている。「今からそいちゅを、これからそいちゅを、殴りに行こうか〜♪」と続いて勇ましい。
「君が欲ちい、今でも欲ちい♪」は、ミルクか何かを思い浮かべているのだろうか。全体的に歌っている本人の意識と、現実の歌詞の内容との落差に思わず笑ってしまうことが多いのだけど、
「嬉ちいことも、悲ちいことも、皆ちってる時計ちゃー♪」と歌っているのを聴くと、なぜかほろりときてしてしまう。赤ちゃんだった頃、お腹を空かせて泣いていたお前を抱いて、母ちゃんと一晩に何十回も歌っていたことを、お前が「知ってるよ」、と言ってくれているように錯覚するからだろうか。