日付を見てあれから一ヶ月たったのだと気付く。仕事、子育て、ボランティア、おばあちゃんのこと、プラスα、β、γ…。一ヶ月手を抜かずに頑張っていればこれだけのことができるのだ。そりゃあ僕自身がどんな困難を感じながら動いてきたかについて一緒に暮らしている人間以外には想像することは難しいであろうし(僕はいい加減そのことは諦めた。少し寂しいけど三十代とはそういう年代なのだ)、分かるべき道理もないであろうから、その分自分が自分を褒めてあげないでどうする、という独り言。