先週末はまた幸福なめぐりあい。奥さんが上京して初めてできた親友で何年か前からずっと誘われてたんだけど恐怖に圧されてなかなか重い腰が上がらなかった。だって淑女の口から「喰っちゃうわけじゃあるまいし」なんて言われたら腰も引けるというものでしょう?実際嫌な予感は半分以上当たっていて、なんだかんだで向こうも気を使ってくれていたらしくいつもよりは飛ばし気味だったということを差し引いても、女性があれだけ爆発的なオチのある話を畳み掛けるのを見るのも、あれだけ爽快な下の話を聞くのも多分初めての経験で、腹を抱えつつも目はずっと白黒なっていたと思う。それでいて口の端に敢えて上らなかった言葉、口にされた饒舌な言葉の補集合からは、奥さんが愛しているという彼女の懐の深さが嫌というほど感じられて、あんな友達にお世話になっているんだと思うとなんだかこっちまで誇らしい気持ちにさせてもらった。(あれ以来我が家で、一発お願いしたいとかとかなんとか、言葉遣いがやたら下品になったと不評なんだけどオレが悪いんじゃないよね?)
最近になって漸く、ベタに言われるところの経験値の大切さが自分なりに分かってきて、こういう巡りあいを前よりも楽しめるようになってきたような気がする。自分がずっと抱えてきた弱さを、以前よりも恐れずに認識できるようになってきたということなら嬉しいんだけど。
Seventh One
Who sings the song of the people, you dont hear it anymore
I heard it late last summer, to the beat of a different drummer
It never sounded quite like this before
So youre trying to shake this feeling, that troubles right outside your door

Home of the Brave / TOTO