戸籍謄本を取り寄せようと、本籍地にある市役所に電話したら、対応に出た人の話し方が今年亡くなった祖母にそっくりだった。
おばあちゃんの声は二度と聞けないけど、おばあちゃんが照れてメッセージを残さずに切った留守電の記録は、今でも電話機から消せないでいる。