今日妻が電話を取ったあるお客さんの話。そのお客さん、歳は相当いってそうなおばあちゃんでパソコンの知識もあまりなさそうなのだが、育ちの良さそうな上品なしゃべり方をする人だったらしい。用件はパソコンのメール送信に関するトラブルで、これまで同年代のメール仲間との間でやり取りを続けてきたメールが送れなくなってしまった、とのこと。妻としては特に力が入るケースでひとしきり奮闘していたのだが、いかんせん環境に関する情報が不足していて糸口が見えてこない。おばあちゃんもおばあちゃんなりに一生懸命パソコン周りの状況を伝えてくれるのだが、情報が不鮮明なこともありなかなか埒が明かない。妻としても万策尽きた格好で仕方なく、スタッフが直接現地に赴いて調査・修理をするサービスを提案した。するとおばあちゃん、親身に相談に乗ってくれてありがたいがわざわざ来ていただくなんて、そこまでしていただかなくても大丈夫だという。でもメール仲間さんたちとの交流もありますし、といったん食い下がるも、それでも、大丈夫だと。何となればおばあちゃん、メール仲間にメールを書いて送信した後は、いつも「今送りましたよ〜♪」と電話で伝えているので、たとえメールが送れなくなってもコミュニケーション上の問題はほとんどないそうなのだ。