「(唐突に)なんで頭が良い人って運動神経悪いんやと思う?」
「なんで!?急に…」
「だってナカタにしたってイチローにしたって、そこそこ頭良さそうじゃん。運動のトップは結構みんな頭良いと思うんだよ。でもその逆はないよね。高校の時も文系のほうが運動はできたよ」
「うーん」
「アキラ様とか」
「あかんあかん」
「B君も意外なことに運動神経はゼロらしいんだよ」
「あちゃー、それはイタい話でんなぁ〜」
「松っちゃんもあかんやろ」
「あかんなぁ。カントとかニーチェとかってよう分からんけど絶対にかけっこ速なさそうよな。めっちゃドン臭そう」
「ほらな、おれへんねん、頭良くて運動もできるやつ。誰かおらんかなぁ〜」
バーンスタインさんとかは?」
「え、彼運動できるの?」
「知らん」
「なんやねん…。あ!一人思いついたかも」
「誰?」
「凄いの、聞きたい?」
「うーん、なんか嫌な予感やけど聞いたるわ」
舛添要一
「ひぃーーー。」
「旺文社(かなんかの)大学受験模試の歴代最高記録保持者(笑)。しかも若い頃は100m11秒位で走れたはず(笑)、確か。」
「イヤや〜、絶対認めへんで〜」
「でも他におるか〜?」
「…」
「あ、もう一人おったわ。チューリング。あの人はフルマラソンもこなすほどのスポーツマンだったはず。」
「どんな人?」
「昔テレビで、『国家の品格(笑)』の藤原正彦がやってた数学者列伝みたいなやつに出てきた、ドイツ軍の暗号を解いた数学者の…」
「あ〜、覚えてる。それでいいやん。それにしとこ。ホッ」
「しかし彼にはそれらを補って余りある致命的な欠陥が…」
「○○?」
「ピンポーン。ほら、もうしょうがないって。舛添要一で決定!」
「いやーん(TT)」