2時まで家で仕事をしてる、という人の話を聞いた。ちょっとショックだった。一体何を目指してるんだろうと思った。2時まで仕事をして、その人は誰かに誉められたり、感謝されたりしてもらえてるのだろうか(この会社には、ペラペラの賞状を額に入れて机に飾っている人が多いけれど、あれはそういう哀しい徴なのだろうか)。それともそんなのがなくても満足なほど(ちょうど今日韓国で50時間ゲームを続けて死んだ人がいたけど)、パソコンとかメカが大好きなのだろうか。(いずれにしても物凄い大きなお世話という気もするけど…)
元々他人の考えの総体なんて見えようがないし、全ての人の考えがちがって当たり前だが、みんなが同じ飯を食って同じ景色を見ながら暮らしていて、仕事に対する姿勢にも一定のものが求められている会社という空間は個々のキャラの違いが見えにくくなりやすい。実は同じ飯を食っていても、人は全然違う味に感じていることもあるかもしれないと思ったのだ。あのタイ風レッドカレーも、もしかしたら甘いと思いながら食っている人もいるのではないだろうか。